でも明日も仕事だから頑張らないと!
お金も無いし、働かなきゃいけないし、
もっと自由な時間が欲しいよ〜!
でも頑張り過ぎて体調悪そうだね。
羊の僕が言うのも変かもしれないけど、
頑張らずに生きても良いんじゃない?
どーも!こんにちは!
真面目系ダメ人間ことハインツです!(Twitter)
【書評】
「あやうく一生懸命生きるところだった」を読んでみた
ということで、
こちらの本を読んだ感想を語っていきたいと思います
①がんばる日々に疲れた方
②周りと比べて落ち込んでしまう方
③将来に対する不安が消えない方
④忙しい日常に疲れて休憩したい方
⑤周りとの競争に疲れきった方
⑥生きることに疲れてしまった方
僕がなぜこちらの本を読んだかと言いますと、
毎日の生活で「不安感」を感じることが多かったからです
僕は現在28歳の実家暮らしのフリーターで、
年収は200万以下のいわゆる「低スペック男」です
ハッキリ言って正社員で働いてる方と比べて、
「将来性」があるとは言えません
周りの友達の会話も学生時代とは変わり、
「出世・年収・結婚・出産・マイホーム」などの会話が増えました
「年収が〇〇万円上がった」や「育児での出来事」など、
僕にはレベルの高すぎる話しばかりで、近頃では会話に入ることすら出来なくなりました
(女友達)へ〜すごいね!羨ましいわ!
私は家事や育児に追われて大変よ〜!
(それに比べて俺は実家暮らしフリーター・・)
そんな友達の「大人エピソード」を聞いていると、
こんなことを考えるようになりました
「あれ?俺の人生って惨めかも」
自分なり一生懸命生きてきたつもりなのに、
なんとも言えない「敗北感」が僕を包みました・・・
「別に人それぞれの生き方があるからいいやん」
なんて言葉で自分を励まそうともしましたが、
鬱々とした気持ちが消え去ることはありませんでした
そんな時にこの本が目に止まり、読んでみたという訳です
結論から言ってしまえば、
「肩の力がすっと抜けて、生きるのが楽になる」本でした
ダメな自分を心の底から肯定してあげることができ、
鉛のように重たい体が徐々に軽くなっていく感覚を覚えました
「毎日、走り続けて疲れ切ったあなたへ」
このキャッチコピーの通り、
自分らしい生き方を後押ししてくれる一冊でした
それでは特に感銘を受けた内容をまとめていきます!
1、何のために頑張っているんだっけ?

僕が参加していたあのレースの名前は何だったのだろうか?
誰が一番お金を稼ぐでしょうか大会?
誰が一番最初に家を買うでしょうか大会?
誰が一番最初に出世するでしょうか大会?
棄権して大正解だ。 本文より引用
この本の作者は以前はサラリーマン生活を送っており、
毎日頑張っているのに、なぜか「敗北感」に打ちひしがれていました
朝早く起きて、満員電車でもみくちゃにされながら、
1時間かけて会社に通う毎日・・・
毎日走り続けているのに、良いところの一つもない敗者
これ以上負けたくないから、一生懸命をやめよう
そして会社を辞めて、ダラダラ生活をしていると、
ある疑問が頭に浮かびます
「あれ?何のために頑張っていたんだっけ?」
「勝ち負けのレース」から棄権することで、
今まで自分が無意識のうちに参加させられていたレースの存在に気がつきました
僕らが生きてるこの社会は間違いなく「競争社会」で、
否応無しに「勝者と敗者」が決められてしまいます
勝つことで「賞賛や心の平穏」を勝ち取ることができ、
負けると敗北感を抱えながら生きていくことになります
「ところで、君は誰に負けているの?」
一生懸命を辞めることで「勝ち負けのレース」から降り、
「勝ちも負けも存在しない世界」で生きることができるようになります
会社で好成績を狙う必要もなければ、
周りを気にしてムダな装飾品をつける必要もありません
僕はこの本を読んでいかに今まで、
「勝ち負けのレース」に参加させられていたか考えました
「28歳でフリーターはどうなの?」
「いい年して、今まで何してたの?」
「お金がないと結婚できないけど大丈夫?」
「お前の元カノは銀行マンと結婚したらしいぞ」
おそらく僕の「生き辛さ」の原因は、
勝ち負けのレースに無理やり巻き込まれていたからなのでしょう
どうぞ僕を置いて先に行ってください
場外からゆっくり見学してますので
もう僕は誰とも競わないし争いません、
自分のペースで人生を楽しむことに決めました
レースを棄権して場外を楽しむのも悪くはなさそうです
2、自由を売ったお金で自由を買っている

自分の時間と引き換えにお金をもらっている
ところが自由な時間を過ごすのはコストがかかる
でも、自由を売って稼いだお金を蓄える理由も、
将来、自由に暮らすためじゃないか。
汗水垂らして苦労して集めたお金で、結局また自由を買うのだ
本文より引用
フリーランスや経営者でもない限り、
大半の人は企業に雇用され「時間を売って」報酬を得ます
ここで一つ質問です
「あなたがお金を稼ぐ理由は何ですか?」
・生きていくのに必要だから?
・好きなものを買いたいから?
・趣味にお金を使いたいから?
・借金の返済に当てたいから?
・将来のために貯金したいから?
おそらく人それぞれたくさんの理由があるでしょう
ですが実はこれらを「この一言」で表すことができます
「自由に生活したいから」
好きなものを買うのも、貯金するのも、趣味に使うのも、
結局は「自分が自由に生活するため」ではないでしょうか?
もし、今手元に「1億円」あったら無理して働きますか?
多分ほとんどの人が「辞める」もしくは「仕事量を減らす」と思います
ですがほとんどの人が、
「自由を売らないと自由な生活を維持できない」から働いています
本当は彼女とデートとかしたいけど、
自由に使えるお金を増やすために働かなきゃ
少しぐらい「今」を大事にしてみたら?
「働かないと生きていけない」と言うのは分かりますが、
膨大な時間を働かないと本当に生きていけないのでしょうか?
1日や2日休んだところで会社が倒産するわけでも、
明日食べるものが買えなくなるわけでもないと思います
たまにはかけがえのない「今」を大切にしてみてはいかがでしょうか?
3、思い通りにいかないほうが正常だ

なぜ貧乏に生まれたのか?
なぜイケメンじゃないのか?
なぜこんなにも低脳なのか?
もしかしたら人生とは、
自分の願いや選択が叶う方が少ないのかもしれない。
そうだとしても決して間違えてるわけではない。
僕らの人生は至極真っ当だ。
何事も思い通りいかない今が正常だ 引用
もし世界中の人々の願いが思い通りになったらどうでしょう?
子供に戻った気持ちで一度遊び感覚で考えてみてください
従業員の高い人件費を大幅に削りたいな!
学校を火事にして休校にさせたいわ!
宝くじの当選確率を100%にしたい!
世界中の男が私に惚れる世界にしたいわ!
どうですか?
おそらく世界中の人々の願いが叶うと世界が崩壊します笑
つまり僕たちが生きているこの世界は、
「思い通りに行かないのが正常」なんです。
なので「何一つ上手く行かない1日」があったとしても、
それが「正常」なので実は落ち込む必要なんて全くないんです
私たちってダメなのかなぁ・・・
自分を卑下して落ち込む必要はないよ!
「思い通りに行かない人生」は全て失敗なのでしょうか?
違いますよね
思い通りに行かない人生を悲しむよりも、
思い通りに行かない人生を愛してあげましょう
子供の頃に夢見てたような人生を送れてなくても、
「今の人生も悪くない」と思えることで、些細なことでも幸せを感じれるようになります
上手く行かない人生を嘆いてたけど、
ゆるく働けるバイトって案外悪くないかも
人生に失敗はありません
あくまで「自分がどう捉えるか?」で人生が変わります
4、人生、意外と悪くないかも

期待しなければ良いことが起きる確率が上がる。
ちっぽけなラッキーでも想定外の出来事なら十分に満足できる。
人生を期待せずに生きれたら、
全てがサプライズプレゼントみたいに感じられるかもしれない
本文より引用
期待値が大きければ大きいほど、
必ず結果を見てガッカリするのが人間でないでしょうか?
「食事・映画・恋人・仕事」など、
必要以上に期待してガッカリした経験って誰しもが持ってると思います
「思ってたより美味しくなかった」
「思ってたより面白くなかった」
「思ってたような人と違った」
「思ってたような仕事と違った」
これらの問題を一発で解消する方法は、
「期待しない」
この言葉に尽きます
期待するから結果との「差」に落ち込んでしまう、
それならばいっそ「期待しない」方が幸せに生きれる気がしませんか?
「思ってたより美味しくなかった」が、
「期待してなかったけど、意外と美味しくてビックリした」に変わります
この映画意外と面白いかも!!!
喜びも大きくて良いね!!!
期待しなければ「心が寛大」になり、
少しでも良ければそれだけでハッピーな気持ちになれます
「自分の願い」から離れれば離れるほど不幸を感じます、
それならば肩の力を抜いて、過度な期待はせずに生きましょう
心に「こうあってほしい」という欲が生じたら、
おまじないのように「期待しすぎない」と唱えてみてください
そうすれば「意外と人生悪くないかも」と思えるはずです!
5、あやうく一生懸命生きるところだった(まとめ)

【あやうく一生懸命生きるところだった】
①何のために頑張っているんだっけ?
・勝ち負けのレースから棄権する
②自由を売ったお金で自由を買っている
・今の時間を大切に過ごしてみる
③思い通りにいかないほうが正常だ
・人生に失敗はない。どう捉えるか。
④人生、意外と悪くないかも
・期待せずに生きたら毎日がハッピー
いかがでしたでしょうか?
意外と考え方しだいで楽に生きれそうですよね
他にも様々な「楽に生きるヒント」が書かれてるので、
気になった方はぜひ一度手に取って読んでみてください
きっと読み終わる頃には、
「私の人生って意外と悪くないかも」
このような考え方に変わっているかもしれませんよ
一生懸命生きるのをやめて、
自分のペースで人生を楽しんでいきましょう!